最終的に愛

好きなものを徒然なるままに

げんじぶワンマン覚書

4/2に開催された、原因は自分にある。の初ワンマン2部に幸運にも入ることができたので覚書。

 

ー以下、ネタバレ含みますー

 

 

 

 

 

 

 

始まる前のアナウンス。暗くなる会場。次々に灯るペンライト。コロナ禍でなくなってしまっていた日々が、ようやく戻ってくる予感がした。

始まりの映像と音楽は、いつものovertuneと違って。薄白の幕の後ろにあらわれた7人を見たとき、「やっとこの日がきた」と泣きたくなった。

仮想case3の嘘始のトランシーバーの演出が好きだったから、7人でやってくれて本当に嬉しくて。仮面で半分顔が見えなかったのは、ちょっと残念だったけど、もしかしてバトストのあの仮面をイメージしていたのかな、なんて後になって思ったり。

げんじぶとしこよろのふりを初めて一緒にできたのは、何度も見たライブ映像そのもので、ずっと夢見てた景色だった。

と、ここまで怒涛の勢いで畳み掛けてきたと思ったら、いきなり知らないフレーズから始まって、新曲だ!と連番していた友達と顔見合わせた。知らない曲=新曲だって咄嗟に判断して、身構えるの楽しいよね。現場で新曲初披露の流れ大好きだから。

スノウダンスと時速3kmの儚さは異常だった。凌大さんのコンテンポラリーダンスのような、しなやかな動きが好き。音楽を全身で表現している様が好き。時速3kmは、歌詞を噛み締めて聞いた。いつか夢の舞台、東京ドームで「やっと来れたね」って泣きながら聞くよ。

夢に唄えばとインザヌでおしゃれ&セクシーな雰囲気でせめてきたかと思ったら、念願の、念願のネバーエンドロール。インザヌの「下唇でも噛んでみな」の表情が本当に天才でした。ネバエンは振り付けがベリーキュート。後でみんみ先生が振り付け師だと聞いて納得しました。後ろのスクリーンに映し出されたクラップの文字に合わせてジャンプする7人を一生愛でたい。

スピ恋のふわっと広がるダンスが本当に好きで仕方なかったから、あの動きを見れただけでも(大袈裟だけど)入ることができてよかったなと。ターコイズブルーに溶けるみんなの姿がちょうど見れなかったので、配信を楽しみにしてる。

もう終わりなんだろうな、と気づいてしまったギミラ。あのイントロ中毒性ないですか?聞いた瞬間にきた!ってまたまた連番者と顔を見合わせた。ずっと見たかった口ハートもHeyに合わせるジャンプも本当に楽しかった。

かす夢も念願だった1曲だったから、聞けて嬉しかったな。アルバムのスペイべでやったと聞いて羨ましくて羨ましくて。光咲さんの最後の「ありがとう」にグッときて、本編が終了した。

 

ここからアンコールの拍手タイム。正直、もう出てこないんじゃないかと思うくらい手を叩いたら、グッズTを着た7人が現れた。それぞれアレンジしていて、オタク心をくすぐる仕様。同じアレンジにしたくなっちゃうじゃん!

ジュトゥブは空人さんが「おいで」って長野さんを抱えたことだけ、覚えている。逆にそれ以外のことを全部忘れてしまうくらい、その瞬間が可愛くてたまらなくて、ちょっと腰が抜けた。そして2度目のネバエン。幸せな気持ちを沢山ありがとう。切ない歌詞にポップな曲調が、ライブ終わりの気持ちを的確に表しているような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

げんじぶに出会ったのは約15ヶ月前。リリイベ真っ最中だったけれど、次の機会に行こう!と思っているうちに、コロナ禍へ。好きになって1年以上経っても、生のパフォーマンスを見れずモヤモヤとしていた最中に舞い込んだ知らせにワクワクしながら申し込みをした。

当選は本当に嬉しかったけれど、私よりもずっとずっと前から応援していた人が落選し、とても喜べるTLではなかった。他界隈でデビュー前から好きだったグループがどんどん人気になり、チケットが取れない無情な世界を経験しているので、こんな新規の、しかも掛け持ちをしている私が行ってもいいのか、すごくすごく戸惑った。躊躇った。

 でも、本当に自分勝手だけど、行くことができてよかったなと思った。私も改めて彼らをちゃんと好きでいたい、胸を張ってファンだと言いたいと思った。

 

 

最後の挨拶のもくちゃんの言葉。自粛期間中、7人の向いている方向がもしかしたら同じではないのかもって感じたこともあったよ。突然なくなってしまった日常に、モチベーションが保てなくなったのかもしれない。将来のことも心配になっただろうし、他にやりたいことを見つけたかもしれない。それでも、あの瞬間は7人でやっていきたい、げんじぶが好きだと思ってステージに立ってくれて、それを伝えてくれたことが本当に嬉しかった。みんなで手をつないで、マイクを置いて挨拶してくれた姿、ずっと忘れない。

ステージに立つ姿、終わった後のブログ、インスタ、動画を見て、「もうきっと大丈夫」そう思った。新たな1ページを刻んだ原因は自分にある。とこれからも夢の舞台に立つ日まで。